グローバルシンポジウム全体のまとめ

グローバルリサーチカウンシルは科学上のブレークスルーに関するグローバルシンポジウムとなっています。
日常生活に限らず経済においても科学技術は欠かす事のできない要素となっていはいますが、先を見通す事の難しい現代の状況や生活に欠かす事のできない技術が確立され尽くしている現状を鑑みても、研究内容の大小に限らず研究への支援をする事が重要となっています。

昨年東京で開催されたグローバルリサーチカウンシルでは全体的に研究支援に関する議論が集中的に行われていました。
各国の取り組み内容のイメージとしては、日本は大学や高校の授業内容の改革についてのまとめが特徴的でした。
中でも文部科学大臣の下村博文の人間特有の感性ややさしさを身に付ける真の学ぶ力が必要といった内容は印象的で、専門的な知識や技術に接する身近な機関の大学や高校への改革は絶大な反響がありました。

またイノベーションの担い手である国立大学の改革についても言及しており、全体的なイメージとして学術機関への改革に対する積極的な姿勢を印象付ける内容となりました。

次にアメリカのNSFですが、米国国立科学財団のフランスコルドバ長官は科学技術の発展は基礎研究が最重要であると考え、あらゆる研究提案に対して即座に助成金交付ができる研究支援プログラムRAPIDの重要性を改めて語っていました。
全体的にまとめると研究支援の要である様々な研究支援メカニズムの採用とその概要についての説明が印象的で、将来を見据えた国際提携という言葉は研究に携わる者やこれから研究を夢見る者達へのエールとなっていました。

しかしこういった研究に対する促進性を促す発言が印象的な一方で、英国レスター大学のポールボイル学長の発言内容も注目されていました。科学研究が経済成長の重要な要であるにも関わらず、研究支援が脅威にさらされており科学に対する国民の信頼が揺らいでいるという発言が特徴的でした。

まとめると研究支援だけでなく、それに付随する研究に対する印象というものも重要であり研究内容をきちんと評価するシステム構築の重要性について語られていました。この様に全体的な内容をまとめると研究行為そのものだけでなく、研究に対する道筋やその支援の重要性と研究に対するイメージ戦略の重要性を語る発言が目立つフォーラムとなっていました。